棒編みスヌードは初心者でも簡単?無料編み図・毛糸選び・編み方を徹底解説【2026年版】
棒編みスヌードは、マフラーのような長方形の編み地を作り、両端をつなげる方法から始められる、手編み初心者にも取り組みやすいアイテムです。太めの棒針と毛糸を使えば、編み目の変化を確認しやすく、表編み・裏編みといった基本技法を練習しながら、首元を暖める実用品を仕上げられます。
無料編み図を探している人には、手芸専門店オカダヤの「レシピNo.OKH-0033 3色スヌード(FR25-2)」や、手持ちの毛糸を組み合わせる「海と糸」のレシピも参考になります。大切なのは、編み方の難しさだけでなく、毛糸の太さ、仕上がり寸法、目数、編み終わりの処理まで考えて、自分に合った作り方を選ぶことです。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本の編み方:初めてなら、表編みを繰り返すガーター編みで長方形を作る方法が取り組みやすい。
- 無料編み図:オカダヤの3色スヌードや「海と糸」の2種類の毛糸を使うレシピを参考にできる。
- 失敗を防ぐコツ:毛糸に合う棒針を選び、試し編みで目数と寸法を確認してから本体を編む。
【初心者向け】棒編みスヌードの編み方は?基本の手順を解説
棒編みスヌードを初めて作るなら、複雑な模様編みや色替えを最初から取り入れる必要はありません。まずは長方形の編み地を作り、最後に両端を縫い合わせて輪にする方法を選ぶと、作業の流れを把握しやすくなります。
1.必要な道具と材料をそろえる
基本的に必要なのは、毛糸、棒針、毛糸用のとじ針、はさみです。毛糸の太さに合う棒針を選び、編み終わった後に糸端を処理するためのとじ針も用意しておきましょう。
- 毛糸:初心者は太さが均一で、編み目を確認しやすいもの
- 棒針:毛糸のラベルや編み図に指定された号数
- とじ針:編み地の縫い合わせや糸始末に使用
- はさみ:毛糸を切るために使用
- メジャー:編み地の幅と長さを測るために使用
太い棒針を使うボリュームスヌードは、細い糸を使う作品よりも編み地の変化を把握しやすい場合があります。ただし、針が太ければ必ず簡単になるわけではありません。毛糸に対して針が太すぎると編み目が緩み、反対に細すぎると硬い編み地になりやすいため、使用する糸との相性を優先してください。
2.作り目を作り、長方形に編む
最初の作業は「作り目」です。棒針に必要な数の目を作り、最初の段を編み始めます。作り目が緩すぎたり、きつすぎたりすると、編み地の端が不揃いになりやすいため、最初は糸を強く引き締めすぎないようにしましょう。
初心者に向いているのは、毎段すべて表編みで進めるガーター編みです。複雑な模様の編み図を覚える必要がなく、同じ動作を繰り返しながら、糸の持ち方や編む力加減を身につけられます。
表編みと裏編みを組み合わせたい場合は、メリヤス編みや1目ゴム編みなども候補になります。ただし、メリヤス編みは編み地の端が丸まりやすいため、初めてのスヌードでは、端の処理が比較的簡単なガーター編みや、伸縮性のあるゴム編みを検討するとよいでしょう。
3.伏せ止めをして、両端をつなぐ
希望の長さまで編めたら、最後の段を「伏せ止め」で処理します。基本的には、2目編んで最初の目を次の目にかぶせ、残った目を編み進める作業を繰り返します。最後の1目に糸端を通して固定すれば、編み地がほどけにくくなります。
伏せ止めを強く締めすぎると、完成したスヌードの端だけが伸びにくくなることがあります。首に巻いたときの着脱しやすさも考え、編み地の自然な伸縮性を保つように仕上げましょう。
長方形の両端をとじ針で縫い合わせれば、輪状のスヌードが完成します。縫い目が目立つ場合は、編み地の端同士の目をそろえ、糸を一度に強く引っ張らず、少しずつ整えながらとじるのがポイントです。

【毛糸の選び方】太い棒針でボリュームを出すコツ
スヌードの肌触り、暖かさ、重さ、見た目を左右するのが毛糸選びです。初心者は見た目のかわいさだけで決めるのではなく、編みやすさと完成後の使いやすさを合わせて考えましょう。
初心者に向いている毛糸の特徴
初めての作品では、毛羽立ちが強すぎず、糸の太さが比較的均一な毛糸が扱いやすい傾向にあります。編み目が見えやすければ、目を落としたり、編み方を間違えたりしたときにも気づきやすくなります。
- アクリル系:比較的手に取りやすい価格帯の商品があり、色の選択肢も豊富。製品ごとに肌触りや静電気の起こりやすさを確認したい。
- ウール系:暖かさを重視したい人に向いている。肌への刺激や洗濯表示を確認して選ぶ。
- アルパカ混:柔らかな風合いを楽しみたい場合の候補。糸の種類によっては毛羽立ちやすいため、編み目の見やすさも確認する。
- ブークレやファンシーヤーン:表情のある編み地を作れる一方、目の形が見えにくい場合があるため、最初の練習用には注意が必要。
太い毛糸で編むスヌードは、少ない段数でボリュームを出しやすいのが魅力です。ただし、毛糸自体に重さがある場合は、完成したスヌードも重くなります。首元に長時間巻くことを想定し、暖かさだけでなく、重さや肌触りも考慮してください。
棒針の号数はどう選ぶ?
棒針の号数は、毛糸のラベルや使用する編み図を基準に選びます。例えば、オカダヤの「レシピNo.OKH-0033 3色スヌード(FR25-2)」では棒針13号が指定されています。一方、「海と糸」の2種類の毛糸を使うスヌードのレシピでは、棒針10号が使用されています。
この違いは、作品や使用する糸によって適した針が変わることを示しています。ほかの人の作品と同じ号数を使えば同じ仕上がりになるとは限りません。糸の太さ、編み手の力加減、模様の違いによって、編み地の密度は変わります。
特に初心者は、本体を編み始める前に10cm程度の試し編みを作りましょう。目が詰まりすぎていないか、編み地が透けすぎていないか、肌に当てて硬さが気にならないかを確認すると、完成後のサイズ違いを防ぎやすくなります。
【無料編み図を探す】オカダヤの3色スヌードと海と糸のレシピ
編み図を使うメリットは、必要な毛糸の量や針の号数、目数、段数、完成サイズを事前に把握できることです。無料編み図を探すときは、作品写真だけで判断せず、材料や編み方の説明まで確認しましょう。
オカダヤ「レシピNo.OKH-0033 3色スヌード(FR25-2)」
手芸専門店オカダヤの公式編み図には、「レシピNo.OKH-0033 3色スヌード(FR25-2)」が掲載されています。3色の毛糸を組み合わせ、色ごとの編み地をつなげて仕上げるデザインです。公式レシピでは、材料と針の号数、ゲージ、完成寸法まで具体的に示されています。
指定されている毛糸はDailyフラッフィーロービングで、使用量はローズダスト67g、ピンクホワイト72g、ココアブラウン75g。各色とも2玉が記載されています。使用針は棒針13号とかぎ針8/0号です。
仕上がり寸法は幅約20cm、周囲約132cm。編み図には各色の編み地と段数が示されており、A・B・Cの区間を2回繰り返して構成します。
ただし、このレシピは単純な長方形を編んで縫う方法よりも、少し手順が増えます。別糸を使った作り目から始め、編み終わりを休み目にし、編み始めの別糸をほどいて31目を拾い、かぎ針で引き抜きはぎを行う工程があるためです。基本の棒編みに慣れてから挑戦したい人や、色の切り替えを楽しみたい人に向いています。
「海と糸」の2種類の毛糸で編むスヌード
「海と糸」が紹介しているのは、2種類の毛糸を使って長方形の編み地を作り、それらを縫い合わせる方法です。記事は2024年9月8日に公開され、2025年8月17日に更新されています。
使用例では、ハマナカのソノモノ・アルパカウールとソノモノ・アルパカブークレを組み合わせ、棒針10号で編んでいます。毛糸によって編み地の密度や幅が異なるため、同じ目数でも仕上がりの大きさに差が生じます。
この方法の魅力は、同じ毛糸を大量に用意しなくても、質感の異なる糸を組み合わせて作品にできることです。ただし、掲載例の寸法や使用量はそのレシピの材料と編み方に基づくものです。手持ちの糸で再現する場合は、試し編みをして必要な長さを調整してください。
無料編み図をダウンロードするときの確認事項
編み図を利用するときは、次の項目を確認しておくと、途中で材料不足やサイズ違いが起こりにくくなります。
- 使用する毛糸の商品名、太さ、必要量
- 棒針とかぎ針の指定号数
- 10cmあたりの目数と段数を示すゲージ
- 完成時の幅と周囲の長さ
- 色替え、作り目、伏せ止め、縫い合わせの手順
- 編み図の公開元と、掲載されている説明書の内容
編み図の無料公開と、完成品の販売や編み図の再配布が認められているかどうかは別の問題です。作品を公開・販売したい場合は、掲載元の利用条件も確認しておきましょう。

【棒編み・かぎ針編みを比較】自分に合うスヌードの作り方は?
スヌードは棒針編みでも、かぎ針編みでも作れます。どちらが簡単かは、経験や使用する毛糸、作りたい模様によって異なります。初心者が最初の1本を作るなら、道具の扱いやすさだけでなく、編み目をそろえやすいか、仕上がりを調整しやすいかを基準に選ぶとよいでしょう。
| 編み方・技法 | 難易度の目安 | 仕上がりの特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 棒針・ガーター編み | 比較的取り組みやすい | 横方向の凹凸があり、編み地に厚みが出る | 初めて棒針を使う人、シンプルな作品を作りたい人 |
| 棒針・メリヤス編み | 表編みと裏編みの習得が必要 | 表側が滑らかに見え、すっきりした印象になる | 基本の2種類の編み目を練習したい人 |
| 棒針・ゴム編み | 目の並びを確認する必要がある | 伸縮性があり、首元に沿いやすい | フィット感を重視したい人 |
| かぎ針編み | 鎖編みなどの基礎習得が必要 | 編み方によって模様や厚みを変えやすい | かぎ針に慣れている人、模様の変化を楽しみたい人 |
棒針編みは、左右の針に目を移しながら編み進める方法です。ガーター編みなら同じ動作を繰り返しやすく、編み地の幅や長さを調整しながら作業できます。
かぎ針編みは、基本的に1本のかぎ針で目を作っていきます。普段からかぎ針を使っている人にとっては、棒針よりも取り組みやすいことがあります。一方、同じ毛糸を使っても、編み方や模様によって厚みや伸縮性は変わるため、道具だけで優劣を決めることはできません。
なお、太い棒針で編むボリュームスヌードは、編み目が大きくなる分、編み方の間違いが見つけやすい反面、目を落とすと穴が目立つことがあります。簡単さを優先するなら、最初は色替えや複雑な模様を避け、単色のガーター編みから始めるのがおすすめです。
【サイズと目数の決め方】作り目・編み図・伏せ止めで失敗しない方法
棒編みスヌードを完成させるうえで、初心者がつまずきやすいのがサイズ調整です。編み図に指定された目数をそのまま使う方法が最も確実ですが、余り糸を使う場合や手持ちの毛糸に変更する場合は、試し編みと計算が役立ちます。
目数はゲージから計算する
ゲージとは、一定の寸法の中に何目・何段が入るかを示す数値です。例えば、10cmあたり16目の編み地で幅20cmを目指すなら、単純計算では32目が目安になります。
計算式は「希望する幅(cm)×10cmあたりの目数÷10」です。ただし、これは概算であり、端の目や模様の繰り返しによって必要な目数は変わります。既存の編み図を使う場合は、計算値よりも指定の目数とゲージを優先してください。
オカダヤの3色スヌードは、幅約20cm、周囲約132cmの作品です。公式レシピでは31目や296段などの具体的な指定があり、各色の区間ごとに段数も異なります。完成寸法だけを参考にして目数を変えると、色替えの位置や仕上がりの形が変わるため注意が必要です。
余り糸を使ったスヌードの編み方
余り糸を使う場合は、まず糸の太さと必要量を確認します。複数の糸を組み合わせるときは、見た目の色だけでなく、伸縮性や編み地の密度、洗濯方法が近いものを選ぶと扱いやすくなります。
- 同じ太さの糸を選ぶと、編み地の幅をそろえやすい。
- 太さが異なる糸は、試し編みで幅や厚みの違いを確かめる。
- 色替えの際は、糸端を十分に残して、裏側で丁寧に始末する。
- 毛羽立ちの強い糸と滑りやすい糸を組み合わせる場合は、縫い合わせ部分の強度も確認する。
「海と糸」のレシピが示すように、2種類の毛糸だけでなく、3種類、4種類の余り糸を組み合わせるアレンジも考えられます。ただし、色数を増やすほど糸のつなぎ目や糸始末の回数も増えるため、初めてなら2色から試すと作業を整理しやすくなります。
初心者向けの作り目と伏せ止めの注意点
作り目の段階では、編み地の端が棒針に沿って均等に並んでいるかを確認しましょう。目の大きさが極端に異なる場合は、最初からやり直したほうが、その後の編みやすさにつながることもあります。
編み進めている途中では、数段ごとに目数を確認する習慣をつけてください。意図せず目が増えたり減ったりすると、長方形の端が斜めになり、最後に縫い合わせるときに形が整わなくなることがあります。
伏せ止めは、作り目と同様にきつさを均一に保つことがポイントです。特にゴム編みなど伸縮性を生かしたい作品では、最後の段だけ硬くならないよう注意します。編み終わりの糸端は、とじ針で編み地の裏側に沿わせて始末すると、表から目立ちにくくなります。
仕上がりを左右する最終チェック
完成したら、首に巻く前に幅と周囲の長さ、縫い合わせ部分を確認します。編み地がねじれた状態で縫われていないか、糸端が飛び出していないか、着脱時に縫い目へ負担がかかりすぎないかを見直しましょう。
また、完成後の洗濯方法は毛糸のラベル表示に従ってください。素材によっては水洗いで縮んだり、形が変わったりすることがあります。長く使いたい場合は、材料選びの時点で手入れのしやすさも確認しておくと安心です。

【プロの結論】初心者が選ぶべきスヌードの作り方とは?
最初の棒編みスヌードでは、完成度を左右するのは複雑な模様よりも、糸と針の相性、目数の安定、仕上げの丁寧さです。難しいデザインに挑戦することより、基本の編み方を繰り返しながら、最後まで無理なく編み切れる作品を選ぶことが、次の作品にもつながります。
初めて編む人には、単色の太めの毛糸を使ったガーター編みがおすすめです。作り目、表編み、伏せ止め、縫い合わせという基本工程を一通り経験でき、編み図を読む負担も比較的少なく済みます。
色の変化を楽しみたい人は、オカダヤの「3色スヌード(FR25-2)」を参考にすると、配色と編み地の組み合わせを学べます。ただし、別糸の作り目や引き抜きはぎなどの工程があるため、初めての一作では説明を読みながら一つずつ進めることが大切です。
手持ちの毛糸を活用したい人は、「海と糸」の2種類の毛糸を使う方法が参考になります。余り糸を無駄なく使えるうえ、異なる質感を組み合わせる楽しさもあります。素材や太さが異なる場合は、試し編みで仕上がりを確認しながら調整しましょう。
一方、編み目を確認するのが苦手な人や、毛羽立ちの強い糸を扱うのが初めての人は、最初から複雑な色替えやファンシーヤーンを選ぶより、編み目が見えやすい糸で練習するほうがスムーズです。自分の経験と材料に合った難易度を選ぶことが、完成まで続けるための判断基準になります。
【棒編みスヌード】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:棒編みスヌードは初心者でも簡単に作れますか?
A1:はい。単色の毛糸を使い、ガーター編みで長方形を作って両端を縫い合わせる方法なら、基本の作り目・表編み・伏せ止めを練習しながら取り組めます。最初は複雑な模様や色替えを避けると、手順を覚えやすくなります。
Q2:棒編みスヌードの無料編み図はどこで探せますか?
A2:手芸専門店オカダヤの公式レシピ「レシピNo.OKH-0033 3色スヌード(FR25-2)」などが参考になります。また、「海と糸」では2種類の毛糸を使うスヌードの編み方が紹介されています。利用前に、材料、針の号数、目数、完成サイズを確認しましょう。
Q3:余り糸を2種類以上組み合わせても大丈夫ですか?
A3:組み合わせることは可能です。太さや伸縮性が近い毛糸を選ぶと、編み地の幅をそろえやすくなります。質感や太さが異なる場合は、先に試し編みをして仕上がりを確認してください。初めてなら2種類から始め、慣れてきたら3色以上に増やす方法がおすすめです。
まとめ:自分に合った毛糸と編み図で失敗しないスヌード作りを
棒編みスヌードは、基本の編み方を覚えれば、毛糸の色や素材、編み地の模様を変えながら楽しめる作品です。初心者は太めの棒針と編み目が見えやすい毛糸を選び、まずはガーター編みのシンプルなスヌードから始めるとよいでしょう。
無料編み図を活用するなら、材料や目数、完成寸法が明記されたレシピを選ぶことが大切です。オカダヤの3色スヌードは配色の参考になり、「海と糸」のレシピは2種類の毛糸や余り糸を使ったアレンジのヒントになります。
作り目と伏せ止めの力加減、試し編みによるサイズ確認、縫い合わせと糸始末を丁寧に行えば、完成後の使いやすさも高められます。まずは手持ちの毛糸と自分の技量に合った一作を選び、基本を身につけながら、自分らしいスヌード作りを楽しんでください。 (出典: 棒 編み スヌード(Yahoo!ニュース))